脇本陣奥谷 案内人のブログ
装いの季節に
2015年10月20日 火曜日
秋の季語に「山装う」という言葉があると聞いた事があります。色とりどりに紅葉する木々の葉が、錦に見えるからだとか。妻籠でも川沿いの日当たりの良い場所などでちらほらと赤く黄色く色づいた葉を見る事が出来るようになってきました。秋は空気が澄んでいて、一層鮮やかに見えますね。
と、紅葉の話をしながら、写真は奥谷の囲炉裏の光景です...なぜかと言うと理由が二つありまして、一つは「今、光はどのくらい見えますか?」という質問を頂く事があるから。そしてもう一つは日本建築特有の黒い材木と白い光の組み合わせが外の景色との対比で映えるのでは...と思ったからです。色が少ないからこそ、火の赤がくっきりと映る...カラーとモノトーン、両方の世界を楽しんで頂けます。どうぞ紅葉を撮りにお見えの際には、奥谷にもお立ち寄りくださいね。
妻籠の風景
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