南木曽町博物館について
博物館のあらまし
南木曽町博物館は、昭和42年9月9日に開館した脇本陣奥谷(林家住宅・国重要文化財指定)と、江戸時代後期の間取図をもとに復元された本陣、RC造と木造からなる資料館の3館によって構成される博物館で、平成7年4月1日に発足しました。「生きた博物館」である妻籠宿を、よく理解していただく施設としてご利用ください。
町並み保存について
中山道妻籠宿は、昭和40年代始め日本全国が高度成長期に沸く中にあって、歴史的な景観を守るべく、率先して町並みを守る運動に取り組みました。そして今日、国の重要伝統的建造物群保存地区の主柱として、また全国街並保存連盟の中核として、町並保存の先頭に立っているのです。
妻籠宿本陣
妻籠宿本陣について
妻籠宿本陣は、大名などの宿泊所として幕府に指定されていた施設で、島崎藤村の母の生家でもあり、最後の当主は島崎藤村の実兄で、妻籠から伯父の所へ養子にきた広助でした。
脇本陣奥谷(林家住宅・国重要文化財指定)
脇本陣 奥谷について
脇本陣奥谷は代々脇本陣・問屋を勤めた家で、現在の建物は明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使い建てられたもので、旧家の堂々たる造りを見ることができます。また脇本陣奥谷では囲炉裏端での昔の生活ぶりなど、生きた歴史を語り部から聞くことができます。
歴史資料館
歴史資料館について
歴史資料館は脇本陣奥谷に隣接しており、奥谷から続いて見学できるようになっています。太古から近代までの南木曽の歴史、町並み保存運動などの資料を模型や映像を用いてわかりやすく展示しています。