脇本陣奥谷 案内人のブログ

青嵐の日に

2014年5月16日 金曜日

青嵐の日に

今日は風の強い一日で、家や木々が大きく揺れていました。青葉の頃に吹く強い風の事を「青嵐」と呼ぶそうですが、本当に緑色の風が吹き荒れているようです。まだ芽吹いたばかりの柔らかい葉が風にもまれているとハラハラしますが、風が治まればまたすっくと空に向かって伸びてゆく...その姿はとても力強いですね。


さて、本日奥谷では「端午の節句」の人形飾りをしました。さすがに男の子の節句の人形、どれもきりっとした凛々しいお顔です。桃の節句のおひな様は赤やピンクのふんわりとした色のイメージですが、端午の節句の武者人形や金太郎は青や緑の色が似合いますね。最近は外国からお見えのお客様も多いのですが、国は違えど子を思う心は同じ、皆さんとても優しい目をして人形を見て行かれます。


妻籠では6月5日が端午の節句です。その日には屋根の上に菖蒲とよもぎを置いて魔除けにします。晴れた日には青空を鯉のぼりも泳ぎ回るので、ぜひ初夏の木曽路にお出で下さい。



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