脇本陣奥谷 案内人のブログ
小さくたって
2014年4月23日 水曜日
最近小雨がぱらついたりと肌寒い日が続いていましたが、今日は朝から日がさして穏やかな天気となりました。さて、お庭の掃除でも...と歩いていたら、足元にタンポポの花。「あら、綺麗に咲いたわね」と一端通り越してから、あれ?と思って振り返りました。
「...なんか、いつもよりも小さい気がする」
そう、例年を思うと花が(というよりも茎が)短いように見えます。気のせいかとも思いましたが、いつもは風にゆらゆらと揺れる花が、今年はずいぶんとこじんまり。まるで小人さんのようです。二月になってから大雪が降ったりしたので、大地が冷えてなかなか芽が伸びなかったのかもしれませんね。
ところで奥谷のタンポポは、白い花が咲く大変珍しいものです。日本固有の種だそうで、妻籠の中でも数か所しか見かけません。タンポポというと黄色、太陽の色、というイメージが強いですが、こんな優しい白い花も素敵ですよね。
小さくたって、春の使者です。
妻籠の風景
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