脇本陣奥谷 案内人のブログ
初夏の光景
2013年6月25日 火曜日
前回のブログで今年の梅雨は雨が少ないと嘆いたところ、その後は一転してまとまった雨が降りました...ただ梅雨の「しとしと雨」というよりは、真夏に降る「ゲリラ豪雨」のような降り方だったのが、どうにも気にかかるところではありますが。
けれども雨は雨。待ちに待っていたように、紫陽花の花が咲きました。シーボルトが日本人の奥さん(おたきさん)にちなんで、この花を「オタクサ」と名付けたのは有名な話ですが、確かにこの花は『日本という国』を象徴する花かもしれませんね。まず「梅雨」という季節がある事...高温多湿の空気の中でこそ、鮮やかな緑の葉と色とりどりの花が映えるというものです。
そういう訳で、本日は奥谷の池のほとりに咲く紫陽花を撮ってみました。春には躑躅と若葉、そして紫陽花が咲きだすと緑は深さを増し、やがて萩の花が咲くと秋。そんな季節の移ろいを、この池の水は日々映しています。これから暑さが厳しくなってきますが、水の音とともに「夏の景色」を眺めるのも素敵ですよ。
妻籠の風景
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