脇本陣奥谷 案内人のブログ
八朔です
2012年8月1日 水曜日
八月の朔日(さくじつ)、略して「八朔(はっさく)」です。
果物の「はっさく」は、旧暦のこの時期に食べられるようになったので、その名前がついたと言われているそうです。
今回は、その「はっさく」について・・・ではなく、なぜか画像は「七夕飾り」です。
以前、『端午の節句』の時に、月遅れのお節句についてお話ししたと思いますが、『七夕』も月遅れで行います。
奥谷の座敷の中にも、大きな「七夕飾り」を作りましたが、受付には、余った笹で小さな「七夕飾り」を作りました。
七夕と言えば、短冊に願い事を書くのが楽しみですが、『里芋の葉に溜まった朝露を集めて、その水で墨をすり、願い事を書くと字が上手になる』という言い伝えがあるそうです。
子どもの頃は「大きくなったら○○になれますように」とか「○○が上達しますように」なんて、お願い事をしていましたが、大人になると、どうも可愛げのない現実的な願い事しか浮かびません・・・。
さわやかな風に揺れる、可愛らしい七夕飾りを見ながら、今年の短冊は「宝くじがあたりますように」ではなく、もっと夢のある願い事を書こうかと思いました・・・。
8月7日までは、奥谷・本陣共に、「七夕飾り」を飾ってあり、短冊に自由に願い事を書いていただけるようになっています。
お越しの際には、短冊にお願い事を書いてみてはいかがでしょうか?
木曽谷のお星さまが願いを叶えてくれるかもしれません。
妻籠の風景
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