南木曽町博物館からのお知らせ

木曽の森林文化が日本遺産に認定されました!

2016年8月13日 土曜日

木曽の森林文化が日本遺産に認定されました!

「日本遺産」に南木曽町・大桑村・上松町・木曽町・木祖村・王滝村・塩尻市が認定されました!

 

 

この4月25日に南木曽町を含む7市町村が日本遺産に認定されました。

今までの文化財といえば、お城やお寺など一つの施設に対して指定されることが多かったのですが、今回は「ストーリー」に対して認定がされるという今までの文化庁の方針とは全く異なるものです。

東京オリンピックまでに100件程度の認定を目指しており、外国人観光客の誘致にもつながります。

 

 

 

 

今回認定されたストーリーは下記のとおりです。

 

タイトル
木曽路はすべて山の中 ~ 山を守り 山に生きる ~

ストーリーの概要
 戦国時代が終わり新たな町づくりがすすめられると,城郭・寺社建築の木材需要の急増は全国的な森林乱伐をもたらした。森林資源が地域の経済を支えていた木曽谷も江戸時代初期に森林資源の枯渇という危機に陥る。所管する尾張藩は,禁伐を主体とする森林保護政策に乗り出し,木曽谷の人々は,新たな地場産業にくらしの活路を見出した。
 そして,江戸時代後期,木曽漆器などの特産品は,折しも街道整備がすすみ増大した御嶽登拝(おんたけとはい)の人々などによって,宿場から木曽路を辿り全国に広められた。
 江戸時代,全国に木曽の名を高めた木曽檜や木曽馬(きそうま),木曽漆器などの伝統工芸品は,今も木曽谷に息づく木曽の代名詞である。

 

ストーリーの構成文化財等の情報は南木曽町のホームページをご覧ください。

http://www.town.nagiso.nagano.jp/bunkazaimachinami/japanheritage.html

 

 

 

構成文化財の中には当博物館を構成する国指定重要文化財「脇本陣奥谷」も入っております。

木曽にお越しの際はぜひ当館にも足をお運びくださいませ。



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